北村研究室のホームページへようこそ。
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Welcome to Shin-Ichi Kitamura Laboratory homepage.
当研究室は、三重大学生物資源学部海洋生物学講座先端養殖管理学研究室に属しています。
我々は、主にスクーチカ症、リンホシスチス病、マダイのエドワジエラ症、マボヤの被嚢軟化症の感染症対策に関わる研究を行っています。
また、発症に伴って、宿主生物の生理や形態が大きく変化する興味深い現象がみられることがあります。例えば、リンホシスチス病に罹った魚類では、体表の細胞が肉眼で見えるほど大きくなります。また、木の皮のように堅いマボヤの被嚢(外皮)が手で触れるだけで破けるほど柔らかくなります。このような変化がどのような仕組みで起こっているのかを分子、細胞レベルで解明しています。
このように、当研究室では魚病対策に直結する応用研究を行うだけではなく、魚病という現象を宿主魚介類と病原微生物の相互作用と捉え、基礎学問の観点からも研究を行っています。
Shin-Ichi Kitamura, Ph.D
三重大学大学院 生物資源学研究科 生物圏生命科学専攻 海洋生物学講座
Mie University, Graduate School of Bioresources Life Sciences Marine Biology
Ehime University, Proteo-Science Center, Division of Cell-Free Sciences
2025.10: サナダグサのゲノム解析に関する国際共同研究の論文が受理されました。
2025.10: 山口大学中高温微生物研究センターにて招待講演を行います(10月22日)
2025.10: 生物資源学部のオープンキャンパスで模擬講義を行います(10月19日)。
2025.09: 第96回動物学会(名古屋)にて招待講演を行いました。
2025.08: 2025 Joint forum of environmental science (Busan)にて招待講演を行いました。
2025.05:M. avidusが主要な魚類の粘液成分であるヒアルロン酸に走化性を示す論文が受理されました(Parasitology International)。
2025.04:愛媛大学プロテオサイエンスセンターの客員准教授に採用されました。
2025.02:遺伝子組み換えTetrahymenaとM. avidusに関する共著論文が掲載されました(Journal of Fish Diseases)。
2024.04:ホームページを新しくしました。
2024.01:三重大学大学院 生物資源学研究科 生物圏生命科学専攻 海洋生物学講座 先端養殖管理学研究室 に異動しました。