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先端養殖管理学研究室について
当研究室は、三重大学生物資源学部海洋生物学講座先端養殖管理学研究室に属しています。
我々は、主にスクーチカ症、リンホシスチス病、マダイのエドワジエラ症、マボヤの被嚢軟化症の感染症対策に関わる研究を行っています。
また、発症に伴って、宿主生物の生理や形態が大きく変化する興味深い現象がみられることがあります。例えば、リンホシスチス病に罹った魚類では、体表の細胞が肉眼で見えるほど大きくなります。また、木の皮のように堅いマボヤの被嚢(外皮)が手で触れるだけで破けるほど柔らかくなります。このような変化がどのような仕組みで起こっているのかを分子、細胞レベルで解明しています。
このように、当研究室では魚病対策に直結する応用研究を行うだけではなく、魚病という現象を宿主魚介類と病原微生物の相互作用と捉え、基礎学問の観点からも研究を行っています。
北村 真一
Shin-Ichi Kitamura, Ph.D
三重大学大学院 生物資源学研究科 生物圏生命科学専攻 海洋生物学講座
Mie University Graduate School of Bioresources Life Sciences Marine Biology
What's New
2024.08:マボヤの被嚢軟化症の共著論文が掲載されました(Diseases of Aquatic Organisms)。
2024.04:ホームページを新しくしました。
2024.03:コイのAeromonas salmonicidaの共著論文が掲載されました(Fish Pathology)。
2024.01:三重大学大学院 生物資源学研究科 生物圏生命科学専攻 海洋生物学講座 先端養殖管理学研究室 に異動しました。